自分らしさ
(50代女性)
先日、職場の研修会で「自分らしさ」について考える機会があり各々発表してもらうことにしました。
皆さんとても言いづらそうなのですが「責任をもってやりとげる」「どんな人ともうちとける」「忍耐強い」等、どれも肯定的な面ばかりでした。
自分らしさって自分で見ようとするとマイナス面には気づきにくいかもしれません。
自分では鏡に写る自分の顔、つまり一番いい顔しか知らないもので、いつも自分はその顔で過ごしていると思いがちですが、実は他者の方が、疲れた顔や緊張感のない表情、ふとした視線の向け方を知っているものです。
プラスの面もマイナス面もあっての私らしさを今一度考えた時、周りの人々に許されながら支えられて私らしく居られることに気がつき、嬉しくなるのです。
(2012年12月2日発行つのぶえ掲載)