私生活と教会

(10代男性)

高校生活も残り一年。ついに受験生となった私は、進路について毎日のように考えている。これからさらに生徒会の仕事などで忙しくなりそうだ。それと同じように、教会では新しく韓牧師先生が来たことで、新しく気持ちを入れ替えて、新年度をスタートしている。

三月十一日に起きた東日本大震災で多くの人々が新年度を迎えることができない状況の今、私たちはいつものように生活している。

何かできることはないかと考えても募金を出すことしかできない。しかし、募金をいち早く呼びかけたのが教会だった。

私たちができることは募金をつのり、祈ることだけだが、できることを一生懸命することが大切だと思った。そして、普段通り生活ができているからこそ、やるべきことをしっかりする義務があると思う。

新たな春を迎えた今、一つひとつやるべきことを考え行動し、大学受験に備え、教会に出て皆と祈りを合わせ、気持ちを新たに日々を過ごしていきたい。

(2011年5月1日発行つのぶえ掲載)