桑の木

(60代男性)

イエスがどんな人か見ようとしたが、背が低かったので、群衆に遮られて見ることができなかった。それで、イエスを見るために、走って先回りし、いちじく桑の木に登った。(ルカによる福音書19章3〜4節)

私が高校生の時に所属していた桑の木会では、一年生〜三年生約三十名前後の会員で教会活動をしておりました。この聖書の個所のように、ザアカイが桑の木に登って、イエス様を見たように、私たちもイエス様を見ようという思いで、名付けたと聞いています。

この桑の木会を卒業して四十数年の信仰生活の中でも、時々イエス様を見失うことがあった時を感じています。

初老の域に入った現在、初心に戻り、高校生活の時のように、しっかりとイエス様を見て行きたいと思っています。

(2011年8月7日発行つのぶえ掲載)